広角カメラとして使えそうな気がしたので買ってみました。
というか実際超広角ですが、もうちょっと画像がきれいだとうれしい。
さて、撮った画像を加工して元のexif情報が壊れると専用のviewerで開いた際に表示が未加工の物と同じようには表示されなくなってしまいました。
具体的には本体が垂直でない状態で撮った写真で画像の上が自動判定してくれなくなりました。
表示向きデータの壊れないエディタがあったら教えてください。
うちは基本的に画像加工にはgimpを使っていますが、これで加工するとカメラの向き情報が無くなってしまうため下向きにして撮った写真の上下が反転してしまいます。
画像の向き情報はexifのmakernoteタグに入っているという話。
@ichinomoto 加速度センサーが入っててEXIFに向きが埋め込まれます。ビュワーはそれを読み取って補正した上で表示するようになってます
— moyashi (@hitoriblog) 2013, 11月 30
@ichinomoto ただEXIFのMakernoteというところにその情報が埋め込まれている一方、それを維持できるツールが世の中に存在しないので、加工すると必ず消えてしまいます。退避/復帰できるツールの登場待ち
— moyashi (@hitoriblog) 2013, 11月 30
exifを解析した結果makernoteだけの書き出しもできましたが、フリーフォーマットのおかげでexifの再構成が面倒なのでとりあえず元のデータからexifを丸ごと抜き出して加工後のデータに移植するだけのソフトを作ってみました。
exifcutter
jpeg画像のexif格納ヘッダ丸ごと抜きだしと書き込みor書き換え(全置換)が可能です。
GUIを作るのが面倒だったのでコマンドライン専用です。あと現状では編集等はできません。
内部を解析して個別にタグ情報を読み出す機能は作りかけなのでまだ使えません。(-dオプションでタグ解析のログ表示は可能)
そのうち見やすい感じの一覧表示と編集機能もつけるつもりではいますが。。
linuxバイナリ
linuxバイナリ(32bit) (2016/8/21追加)
macバイナリ
windowsバイナリ (要cygwin1.dll)
windowsバイナリ+簡易バッチファイル (2016/3/30追加)
仕様書と実バイナリを見ながら突貫で作ったとりあえずの実装なので、ソースはもう少し修正してからそのうち公開します。
現状わかっているバグなど
・ファイルのフォーマットチェックをしていないなどエラー処理がかなり甘いので、app1ヘッダと同じバイナリ列がたまたま見つかった場合等どこにアクセスするかわりません。だいたいの場合コアを吐いて落ちます。
・画像サイズが合っていないexifを書き込んだ場合に問題が出るかも。あんまりチェックしてません。
・書き込むexifヘッダにサムネイルが埋め込まれている場合書き込んだサムネイルになります。
・その他、使用してみて何かあればここかtwitterにコメントをください。
使い方
・exifヘッダ(APP1ヘッダ)情報書き出し
「ファイル名.app1」というファイルを作成します。このファイルはexifヘッダのみを丸ごと抜き出した物です。(APP1マーカーは含みません)
・一般画像用exif書き換え
これで「ファイル名」のexif部のみを指定した物に置き換えて指定のファイルに出力します。
・Ricoh Theta viewer用exif書き込み
上と同様。thetaのAir版viewr用にexifヘッダを書き込みます。
これを使ってgimpで編集してから向きの情報も書き戻せたもよう。
これは水平にして撮った写真ですが、展開画像の下辺全体にモザイクかけるとこんなのになるようです。
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すみません。Linux/x86 版の公開もお願いできませんでしょうか?
すみません、コメントに気が付かず遅くなりました。
32bitでコンパイルしたものも置いておきました。
やはりソースを置くほうが良いとは思うのですが汚いもので…
SUGEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!
天才ですか!?
TENSAIですね!!
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