最近うちではLavieZでQSVを使ってエンコードを行っています。しかもこれがAMDFX8120をフルに使ったソフトウェアエンコードより格段に早いうえにそこそこの画質になるので最近ほとんどLavieZでエンコードするようになってしまいました。
ただ、無線Lan経由でNASにあるデータを読みつつエンコードをかけると処理の方が早すぎて読み込みが追いつかない。しかしLavieZには有線Lanの口はなく、無線Lanしか使えないためデータの転送に時間がかかるのはどうしようもないという状態でした。コピーしてからエンコードするにしても、サイズの大きいファイルはコピーにかなりの時間がかかってしまいます。
家にある有線のアダプタは、2年前にMacBookAirを買ったときにDXに何か注文するついでに安いUSB2.0対応の物を買った物があったのですが、それは100Mbps対応のものだったので無線でつなぐのと大して変わらず残念な速度。(最高80Mbps程度)
(たぶんこれです USB 2.0 10/100Mbps RJ45 LAN Ethernet Network Adapter Dongle 買ったときは$4とかもっと安かったような気がしますが気のせいかも。しかしいまさらこの速度のを買うこともないかと。)
ということで速度の出る有線Lanアダプターを買うことに。
USB2.0では最高でも480Mbpsより遅くなるため、GbE対応と書いてあるアダプタを買っても残念なことになりそうだと思いながら調べていると、玄人志向の「GbE-USB3.0」が名前の通りUSB3.0対応のGbEらしい。
で、さっそく買ってきました。
左にあるiPhone5と比較するとわかりますが、はっきり言ってでかいです。
小型のが良い場合は選択に入らないと思いますが、おそらく現時点で入手性の良いUSB3.0対応のGbEアダプタはこれしかないと思います。
Windows8Proの走っているLavieZにつないでもドライバは自動で発見できないのでチップ名のAX88179で検索してチップメーカーからドライバをダウンロード。
AX88179 — USB3.0 to 10/100/1000M Gigabit Ethernet Controller
付属のCDにはwindows8用のドライバは入っていなかったのでここから拾ってきて入れました。
つなぐとこんな感じです
CrystalDiskMarkでは速度は以下のような結果になりました。シーケンシャルのreadが遅いのは接続先に使ったNASが裏で何かしてたタイミングだったかもしれません。気が向いたらまた計り直してみます。
#CrystalDiskMarkはいつの間に絵つきになったんだ… 普通のもあったけどせっかくなのでこっちで
windows8のコピー窓にもグラフが出るようになったのでこちらも。ddで1GB作ったファイルの転送テストした結果は以下のようになりました。これってどれぐらい信用できるんでしょう?
1GBのダミーファイルをNASに書き込み
読み書きともに最高で100MB/s前後出てることになっています。
無線Lanを使っているときにはこのグラフで10MB/sしか出ていなかったのが、約10倍のはやさになったのでかなりデータコピーのストレスが無くなりました。
デスクトップマシン(GA-970A-D3のRTL8111E)がだいたい100MB/sでほぼ同じ速度なのでUSBがネックにはなっていないようです。さすがUSB3.0対応ということでこれだけ出れば十分です。
USB3.0-GbEのアダプタもそのうち安いのが出てくると思いますが、これだけ早いと今買う意味はあるかと思います。