iPadで電子書籍を読んでみた感想

投稿者: | 2010年8月11日

いまさらながらiPadで普通に電子書籍を読んでみた。

読んだのはiPod用に買ったけど放置してあった「もしドラ」。iPodでは一度に見える情報量が少なすぎて積ん読状態になっていたものです。
内容についてはさんざん他で書かれているので書きません。ここではiPadで読んで思った感想。

まずアプリについて
もしドラのアプリに関してはよく出来てると思う。フォント、行間の調整が可能なのと、縦横切り替えもあるし、画面送りについても画面の左右を触るだけでページがめくれるなどなかなか良い。
個人的には縦画面時のページめくりエフェクトは不要。何故か結構気になった。横にすればなくなるので途中からずっと横で読んでた。縦でも出なくできるようにして欲しいところ。
横での真ん中の綴じ部分もいらないと思ったが、あれはページめくりエフェクトほどは気にならなかった。

ハード(iPad)について
はっきり言って重い。ハードカバーの太い本読んでるわけでもないのにこの重さはちょっとつらい。肘掛のないイスだと途中で中断した可能性が高い。半分ぐらい縦で読んでいたが、途中から横向きに変更して少しましになった。
iPadは枠が太いと言われることがあるけど、本として読むなら持つ部分としてあの枠の幅は欲しい。
紙のように手でページを開いた状態で維持しながら読む必要がないのでそこは電子書籍の利点だと思う。

見え方については、窓を背にして読んでいると角度によっては反射が厳しい。これはガラスなので仕方がない。持つ角度を変えればそんなに気にならないので大した問題ではない。
意外なところでは、窓を背にしていたというのもあってアルミの銀色の枠が光って気になった。
長時間見てると疲れるという意見もあるけど個人的にはそれは問題にならなかった。これは画面を暗くしてあったせいか、いつも仕事で半日ぐらいモニタ見てるせいかもしれない。
電池の消費量は83%から70%ぐらいまで減った程度。だいたい1.5時間でこれぐらい。本を読むだけであればそこそこ持つ。
iSSHでlocalhostに接続していろいろやってるのに比べれば大して電気は食わないようだ。
 
総じて思っていたよりは読みやすかった。
kindleに対するアドバンテージはやはりページ送りの速度と、日本語の縦書き書籍が充実しているという点。
画面の反射とか重さを考えると本を読むだけであれば、デバイスとしてはkindleに分がある。
ただkindleは現在公式日本語コンテンツがない。今後新型で日本語フォントが乗るらしいのでその後やっと同じ土俵に乗れるかというところ。
もしkindleが縦書きに対応しないのであればiPadの方が本を読むには良い選択になる可能性はある。

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