HDDを起動時からマウントしておきたい場合のfstabの書き方 (ubuntu 10.04)

投稿者: | 2010年7月28日

ubuntuを使いだしてから、何度かUUIDを調べてHDDを追加する方法を調べているので
また忘れる前に書いておくことにしました。
ubuntu的には別の方法があるのかもしれないけれど、今までの知識によりfstabを使う方法しか
知らないで書いてますのであしからず。

基本的には、/etc/fstabに書き込まなくてもnautilusから自動でマウントしてくれるのでそちらを使うのだろうけど、
習慣でコマンドラインからアクセスしてしまうのでいつも使うところは起動時にマウントしておきたい。
ちょっと前までのLinuxだと/etc/fstabに/dev/sda1などというようにデバイスを指定していたのが、
/etc/fstabにはUUIDを使ってデバイスを指定するようになったらしい。(最近のLinuxではこちらが普通なのか?)

ubuntu 10.04の場合は

$ sudo blkid

で調べて書き込む。実行すると

$ sudo blkid
/dev/sda1: UUID=”B2F4DFCCF4DF90C9″ TYPE=”ntfs”
/dev/sda2: UUID=”b04e638c-512a-48f3-9016-52c48a39d264″ TYPE=”ext4″
/dev/sda3: UUID=”3D55D05C053A3321″ TYPE=”ntfs”
/dev/sda4: LABEL=”swap” UUID=”312b0a69-61e8-4c5a-8466-5bf5599a6b18″ TYPE=”swap”
/dev/sdb1: LABEL=”2T” UUID=”33a99478-d28e-458f-9e62-5d79a28bdb32″ TYPE=”ext4″
/dev/sdc1: UUID=”4aabe074-29a9-49e4-9313-5bd55bd91579″ TYPE=”ext4″
/dev/sdc2: LABEL=”data22″ UUID=”5C326F84326F624E” TYPE=”ntfs”
/dev/sdd1: LABEL=”EEE-1T” UUID=”63E66D7C1F7C6F90″ TYPE=”ntfs”

というような感じで一覧が表示される。

/etc/fstabには

proc /proc proc nodev,noexec,nosuid 0 0
# / was on /dev/sda2 during installation
UUID=b04e638c-512a-48f3-9016-52c48a39d264 / ext4 errors=remount-ro 0 1
UUID=33a99478-d28e-458f-9e62-5d79a28bdb32 /data20 ext4 defaults 0 0
UUID=4aabe074-29a9-49e4-9313-5bd55bd91579 /data21 ext4 defaults 0 0
/dev/fd0 /media/floppy0 auto rw,user,noauto,exec,utf8 0 0

のように書き込む。
デバイスの指定方法以外は今までのfstabと変わらないようなので、
そのあたりは別のサイトを調べると良いでしょう。

[2011/10/29 追記]
これを書いたときには知りませんでしたが、UUIDでなくてLABELでもデバイスの指定ができるようになってます。
例はこちら

HDDを起動時からマウントしておきたい場合のfstabの書き方 (ubuntu 10.04)」への2件のフィードバック

  1. ピンバック: Amazon EC2+EBSをWindows 7 64bitで使う方法! | それでも地球はまわっている

  2. ピンバック: Amazon EC2+EBSをWindows 7 64bitで設定する方法! | NO AC.Milan, NO LIFE

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です