先日秋葉原のラジオデパート3FにあるShigezoneにてMaixduinoを入手しました。
公式のマニュアルは
https://maixpy.sipeed.com/en/
のようなのでさらっと確認。
ただ一部リンク切れなのか書き間違ってるのかで開けないところ等も有ったりするもよう。
windowsでの環境構築手順とIDEを使った開発の基本的な部分がbilibliに上がっています。
解説は中国語ですが英語字幕もあるのでそれほど問題もなく導入できそうです。
うちはDebian(buster)環境ですがツールはwindows,mac,linux用が揃っているので十分参考になります。
日本語だとここを参考にしました。
http://www.pwv.co.jp/~take/TakeWiki/index.php?Arduino%E5%8B%89%E5%BC%B7%E4%BC%9A%2F30-MaixPy
ハードウェアの情報
回路図などは以下に置かれているようです。
http://dl.sipeed.com/MAIX/HDK/Maixduino/
その他のリソースも
http://dl.sipeed.com/
をあさるといろいろ見つかります。
Type-Cのケーブルをさすとusb-serialのポートでデバイスが2つ見えます。
片方がSipeedM1(K210)でもう1つがESP32。うちでは/dev/ttyUSB0と/dev/ttyUSB1として認識。
そのままだとユーザーからアクセスできなかったのでudevにruleを追加。
/etc/udev/rules.d/50-usbuart.rules
に
を追加してUSBケーブルを抜き差し。これでユーザーでもアクセスできます。
firmware更新
Cでも開発できるようですが、とりあえずfirmwareというかmicropythonを更新してみます。
最新版は以下にあるのでここからDL
https://github.com/sipeed/MaixPy/releases
2019/6/30時点のstable0.3.2(maixpy_v0.3.2_full.bin)を適用します。
ちなみに入手時点では0.1.1でした。確か。
書き込み方法は、Download firmwre to the development boardに書かれている
https://github.com/sipeed/kflash_gui/releases
を使ったほうが間違いがなさそうなのでこれを使用。
2019/6/30時点では v1.3.0をDL
これでMaixduinoに書き込みができました。
(v1.3.0のはずなのにタイトルバーは1.2だったりコンソール上ではv1.2.5とか出ますが気にしない方向で)
設定はOpenFileでDLしたfirmwareを選択したのと、Boardのところで Sipeed Maixduino を選択してPortを /dev/ttyUSB0 に変更した程度です。
その状態でDownload。
その後再起動したら
Ctrl-D
ケース
ケースはthingiverseにあった case&stand for SIPEED Maixduino のケース部分だけプリントしたものにしました。まだ出たばかりなのに早い。
ディスプレイがサイズぴったりすぎな気もしますがが、おかげできっちり固定されます。
難点はカメラの穴位置が微妙で斜めになるのと、カメラの後ろの押さえがないのでずれる点。これは対策したほうが良さそうです。