当日は思っていたより多くの方に見に来ていただきありがとうございました。
実際に使っている方や、DM200でDebian動かすとどんなもんか気になっていたという方と話ができたのは良かったです。
この手のイベントに出すのは初めてだったのでどれぐらい数を作るのが良いかわからなかったのですが、初めてで50部も出れば良い方という話からとりあえず30部持っていきました。
これでも余るだろうと思っていたのですが想定以上に見に来てもらったおかげで午前中でなくなってしまいまして、後で来ていただいた方には申し訳なかったです。
なくなったあとも展示を行っていたところ、興味を持ってもらえる方がそれなりにいるようでしたのでPDF版を出すことにしました。
内容の確認し直し含め8月の最終週ぐらいには出す予定です。
今のところ候補としてはPDFをDRMなしで簡単に出せそうなところということでBoothが良いかと考えていますが、購入のためにアカウントを登録する必要があるので他に良いところがないか見ている段階です。
ちなみにうちのスペースの前を通る人を見ていたらPebble Timeをしている人を結構見かけました。出てから2年経過後でも意外と使われてるようで。
うちの日本語化パッチを使ってもらってたりするんだろうかと思いながら見てました。私も腕にはしていませんが常に持っています。
紙版の訂正情報
すみません、紙で買っていただいた方には申し訳ないですが何点かミスが見つかっていますので以下に記載します。(他にも無いか確認中です…)
16ページのdebootstrapのコマンドの最後にあるサーバーの指定が切れてしまっていました。
sudo qemu-debootstrap --arch=armhf --variant=buildd jessie build_jessie http://ftp.jp.debian.org/
となっていますが、正しくは
sudo qemu-debootstrap --arch=armhf --variant=buildd jessie build_jessie http://ftp.jp.debian.org/debian
です。
20ページの2行目に
“以下のような内容のinitを作って”
とあるのですが、肝心のinitのスクリプトの記載が抜けていました。
本来ここには以下の内容が入ります。
export PATH="/bin:/sbin:/usr/bin"
mount -n -t proc proc /proc
mount -n -t sysfs sysfs /sys
mount -t ext4 -o ro /dev/mmcblk1p2 /root
if [ $? = 0 ]; then
umount /sys
umount /proc
exec /sbin/switch_root /root /sbin/init
fi