US配列のコンパクトキーボード購入 (AS-KBPD66)

投稿者: | 2016年11月26日

久々に職場用のコンパクトキーボードを新しくしました。

職場用には主にFKB8579/USB(たまにHHKBPro)を使っており、10年を超えて外装がだいぶ劣化してきたので新しくしたかったのですが良いものが無く、ワイドハイターEXパワー[AA]などの酸素系漂白剤でたまに黄変を落としつつ数年そのまま使っていました。

コンパクトなUS配列キーボード

最近コンパクトなUS配列のキーボードがいくつかリリースされてきたので、その中から職場用にアーキサイトのAS-KBPD66/LBK(黒軸)を買いました。

アーキサイトは最近新しいキーボードを多数出しており、少し話題になった分割キーボードMD600[AA]も出たところですが職場用はこちらにしておきました。ツクモExで約10k円。

ほぼHHKBサイズで独立したカーソルキーのあるキーボードです。
このモデルはLEOPOLD製で海外ではFC660Mとして以前から売られていたものをベースに、アーキサイトのブランドで出してきたもののようです。

同じ形状でスイッチに東プレの静電容量無接点スイッチを使っているFC660C[AA]は、そのままの名前でだいぶ前から国内でも売られていました。
FC660Cが出た当時サイズと配列的に手を出しかけたのですが、HHKBProがあるのでそこまでの金額(25k円程度)は出せないと思いずっと様子見になっていました。
そこに今回スイッチが黒軸になって半額以下になったものが出たので手を出した感じです。

サイズ、重さ

かなり小型で設置に奥行きを必要としなさそうですが、HHKBと同じくPCと接続するMini-Bの差込口が奥の右側にあるためキーボードの奥方向にそこそこの空間が必要になります。
チルトスタンドを上げればLet’s noteぐらいの厚みのあるノートPCの前に置くような使い方は可能。(私はチルトスタンドは上げない派ですが)

本体はHHKBProより少し右に長く、重量はかなり重い(HHKBが530gのところこちらは780g)ので持ち歩きにはあまり向かないように思います。持ってみると結構違います。
pd66-01

黒軸(AS-KBPD66/LBK)での話です。
青軸以外はうるさくないことはわかっていたので音については購入まで気にしていなかったのですが、FKB8579やHHKBPro含めて手持ちのキーボード全般に比べると静かに感じます。

原因はキートップが2色成形で分厚いおかげか、筐体がしっかりしているのか、どうも筐体にあまり響いていないようです。(ただしキーボードの音の反響については机による違いが結構あります)
おかげでFKB8579もHHKBProもキーを触ったときの音と打鍵音がうるさく感じてきました…

キー配列

標準的なUS配列をこのサイズに詰めた感じです。Functionなどの省略されているキー以外は変則的な部分はほぼ有りません。

ただ、「~」がShift+Esc、「`」がFn+Escの組み合わせになっているため、windowsでCtrl+Shift+Escによるタスクマネージャの起動ができないのが地味に不便ではあります。この点はHHKB等のように別のキーになっている方が良かった。
というか右上のInsertをFnとの組み合わせにしてどこかに入れてしまって、Insertの位置にあるキーを「`」「~」にしてほしかった…
pd66-02
矢印キーはEnterより右ぎみの場所に有るため、HHKBでFnと組み合わせて押していたのに比べるとだいぶ右に手を動かすことになります。HHKBに慣れていてFnとの組み合わせが普通になっていると、手の移動距離という意味ではどちらが良いかは微妙に感じるかも。

他のFnとの組み合わせのキーについては下で。

Fnキー

上でも書きましたがコンパクトキーボードなので、機能キーはFnキーと組み合わせて押すことになります。
F1~F12,PgUp,PgDn,HOME,END,PrtScreenあたりの位置はHHKBと同じ位置に有るため、HHKBと置き換えてもそれほど違和感はありません。「~」と「`」が惜しい。
pd66-03

Fnキーの位置はHHKBは4段目の右端、このキーボードでは5段目(最下段)の矢印キーの左に有るので置き換えだと同じ押し方ができず少し慣れません。
小指で押す想定であれば4段目の右Shiftの右側にあるHHKBの位置の方が押しやすいです。

また、FKB8579の場合Fnキーは左右にあって左側もよく使っていたので、このキーボードも左側にもFnキーがほしかった。 FKB8579はこんな感じ[impress]
うちのはこれの後に出たUSB版ですが配列は同じ。(どうでもいいですが上のリンク先の画像を見ると、元はこんな色だったのかと思うほどうちのは変色してる…)

左下CtrlはディップスイッチでCapsと入れ替えており、ほぼ使うことはないので、しばらく使ってみて標準のFnの位置だけではだめそうな場合はFKB8579に合わせて左Ctrl(左下の端)をFnに配線してしまうのも有りかと思っています。

あとはキーに刻印は有りませんが、PgUp,PgDn,HOME,ENDについてはFn+上下左右で対応しています。
ノートPCでよくある組み合わせですが、Fnの位置的にこちらの方が押しやすいのでこちらをメインで使うことになるかも。
ただしこちらの場合、手の移動量が大きくなるので最終的にはどちらで慣れるかによりますが。(これも左にFnがあれば右手をそれほど移動しなくても良いわけで。)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です