毎回恒例のあれ
[youtube]http://youtu.be/BWc1NlbZBNw[/youtube]
Paperwhite以降は描画待ちでブロッキングしていたのをやめたのだと思われ、描画速度はほぼ変わりません。解像度が低い分早いのではないかという話もあります。
JBはまだ無いので動かすためにシリアルコンソールからアクセスしています。Paperwhiteは開けなかったので久しぶり。
@hondamarlboroさんに教えていただいた方法です。
New Kindle (2014)、シリアル経由でroot取れた pic.twitter.com/zWO4WRD8q9
— hondamarlboro (@hondamarlboro) October 5, 2014
えらい面倒。Diagnostic用カーネルでログインしてからファイルシステムをマウント、パスワード編集が必要。取りあえずシリアル接続必須。
— hondamarlboro (@hondamarlboro) October 5, 2014
詳細な手順はmobilereadに書き込まれています。
How-to obtain root access of New Basic Kindle (2014) FW5.6.0.1
分解はまず前面のパネルを外します。特にどこかにはまっているというわけではなく、のりで貼られているので無理矢理はがします。
右下の辺からへらを使って開けていきました。
はがすとねじにアクセスできますが、このねじはトルクスねじです。
T6のトルクスドライバーはねじ穴に入らなかったのでT4かT5だと思います。手元にあったのは表記がないので正確なサイズは不明。
外したねじの配置はだいたい以下の写真の通り。2色のねじが使われていたので一応記録しておきます。
ねじを外すと裏ぶたが外れます。バッテリーの固定と表示パネルのたわみ防止のためと思われる壁部分にはまっているので少し力をかける必要があります。
基板はsimを入れるところも用意されていないので完全にwifi専用らしくずいぶん小さいです。
SERIAL DEBUGというシルクがあるのでここに接続します。左からTx, Rx, GND。
電圧は1.8Vで3.3Vトレラントだろうというコメントがありますが、最初間違って5Vでつないでも動いてはいたので5Vトレラントかもしれません詳細は不明。写真ではGNDはねじからとっています。
シリアルで接続できたら先ほどのmobilereadの記述の通りにすると以下の画面になります。
あとは手順に書いてあるスクリプトにより生成したパスワードでrootログインできます。
通常起動時のrootfsにあるrootパスワードを消してしまえば、パスワードなしで標準カーネルからのログインが可能になります。ここはk2の頃から同じです。
それでとりあえず動かしたのが上の動画です。
Paperwhite用のusbnet hackも手動で入れてみたのですが、今までと違い後から追加したバイナリを実行しようとすると、すべて”Premission denied”になっていたので修正しないとそのままでは動かないようです。もしくは最近見ていなかったので何か変わったのか?