MacBook Air (MacOS X 10.6.5) でAndroidのソースをビルド

投稿者: | 2010年12月17日

まだ書きかけですが公開

MacBook AirでVM(Ubuntu)を使わずにAndroidの下回りをビルドしたくなったので試してみました。

情報源はandroid公式のMac OSのところ
http://source.android.com/source/download.html
ただし、ここには

At the moment MacOS 10.6 (“Snow Leopard”) is not supported.

とか書かれていますが…
うちの11インチMacBook Airは10.6.5ですが、とりあえずやってみるということで。

まずビルド用のHDDイメージ作成が必要です。
(手順は後で追記)

MacPortsを入れます。
http://distfiles.macports.org/MacPorts/
から最新の
MacPorts-1.9.2-10.6-SnowLeopard.dmg
をダウンロードしてインストールしました。

appleからjavaをダウンロード
http://connect.apple.com/cgi-bin/WebObjects/MemberSite.woa/wa/downloads
右のDownloadsにあるjavaを選択して、
Java for Mac OS X 10.6 (10M3308) (Disk Image)
を使用しました。

ビルドに必要なものをインストール
Androidのサイトに書かれているとおり

$sudo port install gmake libsdl git-core gnupg

あとはLinuxでビルドするときの手順と同様。
repoコマンドを取得して

$mkdir ~/bin
$cd ~/bin
$ curl http://android.git.kernel.org/repo >~/bin/repo
$ chmod +x ~/bin/repo

repoをパスに追加。

取得するソースを選択
今回は全体を取得するように設定

$ repo init -u git://android.git.kernel.org/platform/manifest.git

前にも書きましたが、froyoのソースなら

$ repo init -u git://android.git.kernel.org/platform/manifest.git -b froyo

のように指定します。

ソースの取得

$ repo sync

うちの環境では取得に84分ほどかかりました。

取得できたらビルド開始

$ make -j4

timeで計測したところ109分かかったみたいです。
(うちのMBAirは1.6GHz/4GB)

最初のバージョンチェックとjavaのあたりでワーニングらしきものが表示されていたのですが、
日本語が出ていると思われる部分は文字化けして?になっていたので何と出ていたのか不明(笑
一応最後でエラー出力されておらず、system.imgができてるようなので大丈夫そうです。
動作確認はOKでした。

というわけで、MacOS X 10.6.5でもビルドできます。
Javaで引っかかるかと思ったんですが特に問題もなくあっさり。
半年ほど前は無理だったので、どこか問題が解消したのかもしれません。

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